ベトナムにおける損害保険( part 2)

事故に遭われたら
基本的には日本と同様です。交通事故や盗難事故、火災事故であれば、まずは警察や消防への届出が必要です。常日頃から社内やご家庭で緊急連絡先リストを整備し、何か起きたときに皆さまに代わってこれら関係先とのやり取りやその後の対応を任せられるスタッフや知人を確保しておくことが重要です。また、保険会社への通知(連絡)も遅滞なく行っていただくことが必要になりますので、その点も是非ご留意下さい。
事故現場での安易な、または拙速な判断に基づく行動は後で問題を大きくすることもあり得ます。是非、信頼の置ける関係者、そして保険会社との連携・意思疎通を心がけることをお薦めします。

公的保険制度
ご参考までに、ベトナムで政府が実施している公的な保険についても簡単に説明します。
1. 社会保険
外資系企業は毎月の従業員の全給与の15%を社会保険料として留保することが義務づけられています。その内10%は年金・弔慰金制度実施のために充当し、残り5%は疾病休暇手当、出産手当及び労災・職業病手当に充当されます。また、従業員も毎月自らの給与の5%を地方社会保険基金に支払うことが義務づけられており、年金・弔慰金制度実施に充当されます。
2. 健康保険
当国には強制及び任意の健康保険制度があり、制度改訂を経て多くの国民が強制加入の対象となっているものの、実際にはその進捗は思わしくなく、全体で5割未満しか加入していないとも言われています。また、同制度を利用するには、指定病院での医療を受ける必要がありますが、混雑している、保険に基づく適切な医療サービスが受けられない、などの問題点があるようです。

2014/07/31 16:20:56、Nguyễn Oanhによって

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